婚活 うまくいく

2つのグループに分かれる婚活中の人

 

さて、婚活中の入ってどんな人でしょう。「結婚したい人」というのはもちろんですが、平たく言うと、独身で、現在、結婚の対象となる相手がいない人。

 

その人たちは、大きく2つのグループに分かれます。

 

ひとつ目のグループは、たまたま出会う機会がなかっただけで、出会いさえあれば結婚相手にめぐりあえる人たち。過去に何人かとの交際経験もあり、恋愛スキルも持っているので、彼らはすぐにお相手を見つけて「卒業」していきます。

 

もうひとつのグループは、出会っても、なかなか恋愛や結婚に発展させられない人たち。その特徴は、まず、男女とも恋愛経験がさほど豊富でないということ。これは「異性を評価する判断基準が少ない」「結婚、異性に対して理想が高い」そして「出会いから交際、結婚へと発展させる恋愛のステップが上手に踏めない」という状況に結びつきます。

 

ここでは、恋愛経験値が少ない男女が陥りがちな状況について考えてみます。さらに彼らを2つのグループに分けてみます。

 

ひとつ目のグループは、自分白身の条件がよく、相手に対して理想が高すぎて結婚できないグループ。外見も年収も平均以上で、人気はあるのになかなかまとまりません。この人はダメ、あの人もダメ、と完璧な理想のタイプを探し求め、結局自分か何を求めているのかわからなくなってしまうのです。

 

もうひとつのグループは異性との交際経験が少なく、どう接していいかわからないグループ。消極的で自信がないか、やたらに突き進む特攻隊タイプです。

 

いずれの人たちも、相手が何を望んでいるかをくみ取り、相手に合わせる力が弱い傾向にあります。相手の立場に立って考える、自分の都合を優先しない。そういった基本的な気配りを身につければ、もっと多くの人たちがスムーズにゴールインできます。

 

お見合いパーティーでしばしば見かけるとても残念な男性のケースを2つ挙げます。パーティーでカップルになったあと、続かないパターンの典型です。

 

カップルになるというのは、相手の女性が「外見、大まかな条件はOKだから、もっとあなたのことを知りたいわ」という状態です。交際が始まるまではほとんどの場合主導権は女性にありますから、カップルになったあとは、男性がいかに自分の魅力を伝え、女性の心を開いていくかがポイントになってきます。

 

残念なケースは、カップルになるところまではいいのですが、その後のアプローチができない、1回メールしたきりで最初のデートまで辿りつけないという「諦め早すぎ無責任タイプ」のケースです。

 

女性はもう1度会いたいなと思っているのに、女性からのメールに返信しない、忙しいのか、面倒なのか電話に出ない、あれこれ考えすぎてもういいや、と現実に立ち向かう元気のない男性。おそらく、バーチャルではない生身の女性を目の前に、カップルになったはいいがその後の対応がわからず、面倒くさくなって逃げ出してしまうのでしょう。これは男性に限らず、女性にもいます。次の一歩を踏み出せば、もっと素敵な関係が待っているはずなのですが。

 

そしてもうひとつのケースは、カップルになったことに舞い上がってしまい、猛烈にアプローチし、女性が引いてしまうケース。今まであまりモテた経験がなく、真面目なタイプに多く、何度も婚活パーティーに参加していて、やっとカップリングした男性によく見られます。「この相手を逃したらあとがない」と思い込み、貧弱なアプローチ方法でイノシシのようにひたすら体当たりしていくのです。

 

女性が、付き合おうかどうかまだ迷っている段階で、大好きだとか、一生君を守るからとか情熱的に口走り、1時間ごとにメールを送る。返事がなければさらにしつこく送る。1度デートをしただけなのに、もう、彼女だと思い込んでいる。中には、初めてのデートでプロポーズしてしまった男性もいます。当然、うまくいくはずはありません。

 

男性は、女性と比較してすぐに燃え上がりやすいようです。感情的になって周りが見えなくなった男性に身の危険を感じ、女性は逃げだそうとします。じっと様子をうかがっていたウサギが、あんまり可愛いので抱き上げたとたん後ろ足で思いっきりけりを入れて逃げ出すのに似ています。これは決して特別なケースではありません。

 

女性の方も男性に慣れていないタイプが多いので「優しそうだ」「穏やかそうだ」と思って選んだ男性が、いざ2人きりになり、ストレートに気持ちをぶつけてくると、一目散に逃げ出します。「いい人だったけど性急すぎてちょっと怖かった」と囗をそろえます。

 

急いでは事を仕損じる、追えば逃げて、逃げれば追う。せっかくのご縁を無駄にしないためにも、この言葉を男性のみなさんはしっかり胸に刻んでおいてください。

 

そして、女性の皆さんは、男女の気分の盛り上がり方には差があるという事実を知っておいてください。女性は、石橋を叩いて、相手をよく知った上で好きだという気持ちがやっと生まれてくるものです。基本的に初対面でいきなり大好きになったりしませんね。

 

結婚相手を決めるのだから、慎重であることは大切ですが、猪突猛進してきたイノシシ男を上手にかわし、彼らの素直さ、優しさを見る努力もしてあげてください。なりふり構わずあなたにアプローチしてくる男性を温かい目で、少し大目に見てあげましょう。彼らは他に表現方法を知らないだけで、多くは素朴で真面目なタイプが多いのです。

 

かわし方のひとつとして、「もっとゆっくり進めましょう」「メールは1日2回までにしてください」など、具体的にびしっと言ってあげること。女性と違って、言わなくても空気を読んで理解するというのはまず無理。それで文句を言うような男性ならばお付き合いは無理かもしれませんが、接し方を女性のペースに合わせてくれる男性は有望です。

 

ただ、男性は、相手の女性が可愛ければそれだけで好きになることも多いし、好きになったらかなり周りが見えなくなる傾向があると、知識として知っておいてください。そしてできるだけ早く、ウサギ女は卒業しましょう。

 

男女の仲というのは究極の人間関係です。性別、育った環境の異なる2人が、お互いにより近づこうと努力するのです。当然、異性の気持ちを想像し、気を配ることが大切なのですが、恋愛にはある程度の経験が必要。いきなりこういうふうにしなさいと言ってもなかなかその通りにはできないものです。結婚適齢期も過ぎ、年齢的にも余裕がないのでゆっくり恋愛修行を積んでいる時間もありません。

 

まずは、恋愛に関する質のよいマニュアル本を読んで、男とは、女とは、こんなときどうするのかなど、頭で理解しましょう。そして実践でそういう場面に出会ったとき、「相手は、今きっとこんな気持ちなのだろう」と推測してみます。

 

恋愛映画や恋愛小説にこれまでより多く触れて「恋の空気」を感じてみるのもいいでしょう。男と女のすれ違いは世界共通の永遠のテーマ。参考になるものも多いはずです。

 

始まり方は不器用だったかもしれませんが、自分なりに、迷いに迷ってこの人、と決めた相手。夢に見た王子様、お姫様ではないかもしれませんが、あなたにとっては大切なたった1人のはずです。結婚してから、彼、彼女と恋愛を楽しめばいいのです。そして、2人でいろいろな経験を重ね、信頼を深め、確かな愛情を育んでいってください。

 

「まだ30代だから」の間違い

 

少し、親御さんにお伝えしておきたいことがあります。

 

独身の子どもを持つお母さんから「うちにも30過ぎの独身の子がいるんです。これが結婚しなくて……」という相談をよく受けます。

 

「息子さんですか、娘さんですか」

 

「娘です」

 

ひとしきり、結婚とそれを取り巻く社会環境についての話になります。

 

「男性に興味がないんです」「出会いの機会がないんです」

 

そしてこっちの娘は、大企業の正社員だし、まあ、お給料もそこいらの男の人よりもらっているし、食べるには困らないんですけど。仕事を辞めて嫁に行く気なんてさらさらないんですよね。周りにもうちのと同じようなのが多いですよ。そういう時代ですからね」

 

最後には、娘の自慢と現在独身でいる状態の正当化で終わってしまいます。母親は、なかなか自分の娘が他のお嬢さんと比べて「行き遅れている」という事実を認めたくないのです。その気持ちはわかりますが、今、現実から目をそらしてはいけません。

 

「出たくない娘」と「出したくない親」。「そんなに早くから結婚して苦労しなくても」。母親が、結婚は女の子にとって苦労の始まり、そんなふうに考えていると、なかなか一歩を踏み出せないものです。

 

息子が32歳だというお母さんはこう言いました。

 

「結婚できないんじゃなくて、しないんです。モテるとは思いますよ。背も高いし、会社も上場企業だし。でも、女性に対する理想がほんの少し高くて。やっぱり優しい子がいいのね。それから、目が大きくて、背が高くてやせている。贅沢は言わないけど、見た目はそこそこ大事でしょ」

 

顔も、プロポーションも性格もいい。これって結構、ハードルが高い気がします。

 

「優しくて、自分を好いてくれる女性なら、それで充分じゃないですか」と私。

 

お母さんは続けます。「それから母さんみたいにいろいろ話ができる女性じゃないと、って。マザコンかしらね〜」。50代半ばと思われる、すらりと背の高い、かつてはものすごい美人だったと思われるお母さんは「うふふ」と嬉しそうに笑いました。余談ですけど、「ママが理想」の男性は敬遠されます。

 

私は心の中でこう思います。「ああ、お母さんがこうだから、結婚できないんだな」と。子どもが結婚できない原因の一部が親にもあるケースは多いのです。過保護、過干渉などが将来的に子どもを苦しめることになります。

 

そして、みなさん口をそろえて最後にこう言います。「親の言うことなんか聞かなくて」。私は、「子どもが親の言うことを聞かないのをのろけちゃだめです」と言いたいのをグッと我慢してこう言います。

 

「結婚を考えるなら1歳でも早い方がいいですよ」

 

お父さんもお母さんも、10年後には必ず10歳年を取ります。やはり、お祝いごとはみんなが元気なうちに、と思います。

 

35〜45歳の6人に1人、約300万人が、未婚のまま親と同居しているそうです。90年代に「パラサイトシングル」と呼ばれていた20〜30代の独身者の多くが、中年世代になってもそのまま依存を続けているのでしょう。

 

親と同居する理由は何か。自分に独立できるだけの充分な収入があっても、身の回りの世話をしてもらえる親元が居心地いいという人もいれば、仕事や収入が不安定なため自立、結婚ができないという人もいます。

 

かつて「気ままで優雅な独身者」だった彼らは、「パラサイト中年」と呼ばれます。彼らの両親は定年前後で、経済的に余裕があり、身体も元気なので、パラサイトさせるゆとりがあるのでしょう。けれど、今、親のお世話になっている子どもも、あと10年もすれば親のお世話をする立場になるのです。今はよくても、この先永遠に親のお世話になり続けることはできないのです。

 

彼らより10歳ほど上の独身者に目を向けてみます。50歳前後の彼らの親は70〜80歳になり、そろそろ介護が必要になってくる年齢です。多くの働き盛りの人が、親の介護を理由に離職している事実をご存じでしょうか。子どもが1人で親を介護するのは本当に大変です。仕事との両立が困難になり、退職を余儀なくされ、1人で親を介護する。親の年金だけが頼みの綱で、親が亡くなり、介護が終わったとしてもたちまち生活に困窮するかもしれません。

 

あなたの息子や娘がそうならないと言い切れるでしょうか。

 

一度、「親の言うことを聞かない子」と、話をしてみましょう。「なんで、あんたは結婚しないの」とか、「さっさと結婚しないとどうなると思うの」なんて言ってはいけません。結婚できなくて辛いのは子ども本人だし、子どもが結婚しなくて困るのは親。家族は、持ちつ持たれつ、なんですね。

 

経済的に余裕がなくて結婚できないという息子には、経済的な援助を提案してやってはどうでしょう。親と同居する「パラサイト婚」もいいと思います。昔は三世代同居は当然でした。それには、お父さん、お母さんは強烈すぎる大ではいけません。少々できの悪いお嫁さんでも「こんな息子と結婚してくれてありかたい」「孫を産んでくれて嬉しい」。自分の娘以上に可愛がり、大切にしてあげてください。

 

お嫁さんが働いてくれている間の家事育児は、おじいちゃんおばあちゃんが引き受け、週末は孫のお守りをし、息子とお嫁さんが2人の時間を持てるよう、すすんで提案する。

 

さらに自分たち夫婦は仲睦まじく、老後の夫婦はラブラブ、というところを見せてあげてください。2人の未来が見える温かい家庭像のお手本を率先して創っていきましょう。親が、それくらいしなきやダメ。親を見て子どもは育つのです。

 

家族は、自分でつくるものです。今、当然のように自分が暮らしている環境は、親が若いうちに努力して手に入れたものだということを子どもに教えてあげてください。教えてあげなければ気づかない。それは、親の仕事です。所詮、周りはひとごとでしかないし、出過ぎたことも言えません。本当に子どもの将来を考えてやれるのは、世界で一番子どもを愛している、あなただけなのです。

 

婚活ブームの功罪

 

そもそも「婚活ブーム」はどのようにして始まったのでしょう。

 

「婚活」という言葉が初めて登場したのは、2008年。大学教授の山田昌弘氏とジャーナリストの白河梳子氏が共著した『婚活時代』(ディスカヴァー携書)という本の中でした。結婚も、就職と同じように「活動」しなくてはできない時代になったと、山田氏が結婚活動、すなわち「婚活」という言葉を考案したのです。

 

それとほぼ時を同じくして、少子化対策としての結婚支援に力を入れる自治体が増え始めましたが、実は、公的な結婚支援というのは今に始まった訳ではないのです。過疎地対策としての結婚支援を行っている自治体は古くからあり、農村や、島しよ部など嫁不足に頭を悩ませる地域は昔から「お見合いパーティー」を開催して婚活を行っていたのです。

 

そこに、今の日本全体が抱える「少子高齢化」「未婚晩婚化」という問題に取り組むため「少子化対策としての結婚支援」が加わり、「婚活」が普通になり、一大婚活ブームが起こったのです。その陰には、潜在的に結婚に不安を抱いている人が大勢いたという背景があります。そういう人たちが、一斉に結婚を意識して動き始めるとどうなるか。婚活ブームの功罪についてまとめてみました。

 

まず、よかった点は日本の少子高齢化の現状や、それが抱えている問題を浮き彫りにして国民の問題意識を高めたこと。少子化問題を発端として、人口減少によるさまざまな問題、たとえば経済規模の縮小、労働人口の減少、年金の問題、介護の問題など、「婚活」「結婚支援」という興味深いキーワードの裏にある現実がいろいろなところで論ぜられるようになりました。

 

また、結婚を意識することにより、家族とは何か、を考えるきっかけにもなりました。家族の形態の変化により、大と人のつながりが希薄になりすぎた社会、行き過ぎた個人主義社会の末路があらわになり「孤独死」「限界集落」「生涯未婚」など、聞き慣れない言葉がニュースで聞かれるようになりました。それにより多くの人たちが自分の将来、結婚や家族のあり方について真剣に考えるようになったのです。

 

さらに東日本大震災が追い打ちをかけ、「震災婚」という言葉も生まれました。震災のような危機的な状況下に1人でいる心細さに私たちは、「人は1人では生きられない」とあらためて思い知ったのです。翌年は離婚率も低下したそうです。多くの大が犠牲となった悲しい災害でしたが、男と女の関係性、夫婦、家族のあり方、子どもの未来など文明と人間の関わり方を見直すひとつのきっかけになりました。

 

経済状況が悪化するなかで夫婦が共に働き、助け合い、家庭を築くという考え方が主流になりつつあり、家事育児に男性が無関心ではいられない、また、女性も「さっさと寿退社をして専業主婦に」という考え方を改めざるを得なくなってきました。「男は外に、女は家に」という考え方が通用しなくなり、「共に働き共に支える」という男女共同参画型の社会の考え方が現実のものになってきました。

 

それは、ある部分は歓迎すべきで、ある部分は憂慮すべきことです。「女性が出産しても働き続けられる社会環境を」というのは、少子化対策として即効性があるとは思いますが、女性にとって本当にいいのかどうか。婚活ブームに、ちょっとしたオンナの本音も見受けられます。

 

先に、「女性がやりたいことを諦めなくていい環境をつくるべき」と書きましたが、子どもも産んで仕事もしてというのは、かなり体力がいるんですよね。このまま男性よりたくましくなってもいいのかしら……。結構、しんどい。

 

首尾よくセレブ婚に成功して、優雅な専業主婦に……。王子様を探し続ける婚活女性の気持ちも理解できます。女性には「玉の輿、一発逆転人生」の可能性もそれなりにあるのですから。シンデレラのようにおめかしして舞踏会に出かけてみるのもいいでしょう。ただ、婚活パーティーには王子様は出席しません、めったに……。

 

やっと結婚できたとしても、現実の生活の中で「こんなはずじゃなかった」と早々に諦めてしまうカップルもいます。再婚だって珍しくないし、また、婚活すればいいんだし。

 

統計によると、結婚したカップルの3組に1組は離婚しています。

 

婚活ブームの功罪の罪の部分として最後に挙げておきたいのが、結婚も離婚もお手軽になってしまったこと。驚いたのは、久しぶりに婚活パーティーの現場で再開した男性が、「この間の人は、ダメだったのでまた、よろしくお願いします」と挨拶に来た時です。1年前に「気が合うから」と結婚した男性が、「性格の不一致」で離婚して、即、婚活再開。なんとエネルギッシュなこと。

 

バツのひとつやふたつ、今時、珍しくはありません。でも、結婚、離婚を軽く考えている人があまりに多すぎます。離婚すると、男女ともに大きなダメージを受けます。女性は特に、子育てと仕事の両立の大変さや、男性と比べて非正規の仕事についている場合が多いので、自身の経済力のなさを身にしみて感じることになります。

 

たくましいお父さんお母さんばかりではないのです。1人で子どもを育てるプレッシャーに押しつぶされ、心身に不調をきたしたり、子どもに過度な負担をかけたり。時には育児放棄や虐待にまでつながりかねません。子どもの心にもさまざまな影響を及ぼすことでしょう。それをわかった上で、あえてリセットしてゼロからやり直す。もういちど幸せになるために諦めない。そんなガッツのある人なら、大賑わいのバッイチ市場をぜひ利用してください。

 

婚活ブームの功罪。それでも、功の部分が罪の100倍。ブームに乗っかる準備はできましたか?

 

誰が何と言おうと、1人より2人がいいに決まってます。あなたがどんな職業だろうと、何歳だろうと。人生って、諦めない限りチャンスは何度でもやってくるもの。とにかく、最後に「幸せ」と笑えればいいのですから。

 

お見合い結婚

 

確かに、お見合い結婚の比率は、近年、激減しています。結婚に関するデータによると圧倒的にお見合い結婚が減少してきたことがわかります。
非常に長い間(たぶん平安時代にまでさかのぼるのではないか)、日本ではお見合い結婚が、結婚市場における基本的形態でした。恋愛結婚とお見合い結婚とに分類すると、お見合い結婚で結婚するカップルが半数以下になったのは、1960年代に入ってから。それまでは、お見合い結婚でカップルになるのがもっともポピュラーだったのです。

 

当時、「見合い恋愛」という言葉があったように、お見合いとは出会いの方法で、多くは会ううちに恋愛感情を抱いて、結婚に至るというのが1つの大きなパターンとして存在していました。

 

とくに、「3ない男」(時間がない、出会いがない、勇気がない)が結婚するには絶好の手段だったのです。昔はお見合い結婚が結婚市場で売れていく制度として機能していたのです。

 

毎日仕事を遅くまでする男、仕事場での出会いが少ない男、シャイで恋愛経験がほとんどない男にとっては、お見合いは非常に効率的な結婚に至る方法だったのです。

 

ということは、「3ない女」(時間がない、出会いがない、勇気がない)といった女性にも同じことが当てはまることになっていました。

 

確かに「本当に」仕事が忙しい女性は「3ない女」に陥リがちです。だとしたら、依然として、全結婚の5%強を占める「お見合い結婚」の重要性を認識しても良いのではないでしょうか?

 

確かに20人中14人がお見合いで結婚していた時代とは異なります。

 

しかし、20人中1人は現在でもお見合いで結婚しているのです。お互いが「結婚市場」に入って結婚をしたいと宣言している状態では、非常に効率的に結婚に向かうことができる点は魅力的です。

 

お見合い結婚とまではいかなくても、ここに紹介されているような結婚相談所や婚活サービスを利用すれば、普通に生活しているよりは格段に結婚を意識している相手と出会える機会が増えるので、結婚へ近づけるはずです。

 

つい遠慮しがちなお見合いですが、結婚したいのであれば試してみる価値はあるはずです。しかも「1人に絞れ」というわけではありません。何十枚、何百枚とある写真の中から1人を選ぶ作業です。決して悪い話ではありません。